ジャニーズ事務所の会見を見て、みなさんが思っているけど

敢えて言わないことを書いてみる。

 

 

それは東山紀之や井ノ原快彦がメガネをかけていることだ。

1回目の記者会見では藤島ジュリー景子もかけていた。

 

 

ふだんからメガネをかけているのなら、私の単なる間違いなのだが、

会見だからかけているとすれば、印象操作を狙っていたのだろう。

 

 

その、メガネをかければ真面目さが強調されるであろう、という

発想がそもそもどうかと思うし、人を小馬鹿にしている気さえする。

 

 

 

まったく関係ないが、「好きな子がめがねを忘れた」のエンディングが

良い。こういうオーイシマサヨシを待っていた。

 

www.youtube.com

ちょっとした思いつきをメモ。

 

麻生太郎が衆人環視のなかで人を殺したとしよう。

さすがにメディアも見過ごせないので多少の報道は

するが、麻生太郎の「誤解を与えた」「責任を痛感する」

というコメントをそのまま流すだけだろう。

検察も不起訴にして、自民党からは離党するかもしれ

ないが、福岡8区から立候補して普通に当選する。

 

さらに言えば、国会議員が殺人事件を起こした、という

ニュースは瞬く間に風化して、投票率も上がらず自民党

政権を維持するはずである。

 

これは麻生太郎が上級国民中の上級国民だからである。

が、萩生田光一河野太郎だとどうだろうか。

検察は不起訴にできるかどうか。

そのあたりの線引きがどのあたりにあるのか、よく

分からない。

ともかく、自民党の当選回数の多い議員ならば、何を

しようと罪にならない、と私が思ってしまうぐらい

我が国は壊れている。

 

この説が完全に間違ったことを証明するために、麻生太郎

カメラの前で誰かを殺してくれないだろうか。

もっとも彼もバカではないので、そういう汚れ仕事は昔から

付き合いのある暴力団に任せるだろうけど。

 

*[映画]響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト

初日のレイトショーで観客は50人ぐらい。
特典の描き下ろし小説ももらえた。


来春、新しいテレビシリーズがスタートするらしく、今回のは
その前のウォーミングアップというところか。
アンサンブルの演奏のほとんどが止め絵と音声だけだったのが
残念だったが、1期・2期と変わらない京アニクオリティで
素晴らしかった。

*[映画]君たちはどう生きるか

平日のレイトショーで観客は60人ぐらい。
以下、ネタバレあります。



この映画を見た人がほとんど物語について書いていないのは、
ネタバレを避けるという意味もあるが、内容をまとめられず、
見たほうが早いと判断しているからではなかろうか。


「何これ?」「なんでここにいるの?」「今まで何してたの?」
みたいなことが氾濫していて、あまり整合性がないように
見える。
もっとも宮崎駿の中では、きちんと辻褄が合っているはずで、
その解釈の余地を残しているのはサービスと言えるかもしれない。



商業映画を公開する以上、黒字にしなければならない。
そのためには多くの人が楽しめる内容が望ましい。
鈴木敏夫プロデューサーと何度もぶつかっていたはずだ。
そういう枷から開放されるようになったのは「もののけ姫」以降
だろうか。
崖の上のポニョ」から顕著になっていって、「風立ちぬ」あたりで
整合性とかどうでもよくなっていった気がする。


宮崎駿の脳内では「君たちはどう生きるか」のような世界が
普通に存在していて、創造の苦しみのようなものはないのでは
ないか。
そのイマジネーションに整合性をつけて他者に説明しなければ
ならないところに産みの苦しみがあったのではないか。
なので、宮崎駿の主観的には、この作品は以前よりもしんどくは
なかったと予想するが、どうだろうか。



それにしても、大型の鳥に対する悪意というか恐怖というか、
なんとも禍々しいものを感じる。
これまでの宮崎駿の映画で、大型の鳥が登場したことが
あったっけ? 
飛行機は必ずといっていいいほど出てきたが、今回は封印
されている。それを鳥に置き換えたということだろうか? 


個人的には、あのアオサギ鈴木敏夫ではないかと思って
いる。詐欺師だけに。


そうそう、この映画では少女が後半にしか登場しない。
それも主人公の母親の少女時代である。
お客さんを呼ぶ映画には、ヒロインがつきものだが、そういう
娯楽性はどうでもいいみたいだ。


むしろキリコさんのような中年女性が活躍している。
最初に老婆たちが登場したのを見て、白雪姫の七人の小人だと
思ったが、これはオマージュだろうか。
あと、帆船で大きな魚を獲って曳航していく様子はヘミングウェイ
老人と海」みたいだった。他にも教養がある人が見たら、
たくさんのイメージが発見できるだろう。





今作の宮崎駿のセルフイメージは、異世界で積み木のバランスを
とる大叔父さまだろう。
インコ大王による破断は、原子爆弾の投下を彷彿とさせる。
核兵器出現後の世界を「君たちはどう生きるか」という
問いかけなのか。


もうひとつ、大叔父の後継者はいなくなった、ということも
宮崎駿のメッセージかもしれない。
彼のような天才はもう二度と現れないのだ。



物語は終戦から2年後に、主人公が疎開先の部屋を出ていくところで
唐突に終わる。
この少年が大人になってアニメーションを作っていくのだ。


私達は宮崎駿の最後の作品を見て、最初の作品へと戻っていく。
すごい映画監督と同時代を過ごせたことを幸福に思う。

山下達郎の騒動については、この人のブログと同意見で、簡潔にまとめられて
いると思う。
mujintoudisk.com
憶測だが、山下達郎大瀧詠一が亡くなってから、だんだん右傾化してきた
ような気がする。
70歳を超えて、もうやりたいことだけをやっていくと決めたのだろう。
本質は偏屈なレコードコレクターなのでしょうな。


と書いたものの、この夏は彼のライブを見に行くのである。
もう何を聞いてもジャニー喜多川のイメージが邪魔をして
しまうかもしれないが、人格とは別の音楽だけを楽しみ
たいものです。

*[映画]青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない

レイトショーで観客は10人ぐらい。

主人公の妹が高校受験をがんばりました、という話で、特に思春期症候群の
不思議な現象が起きるわけではない。
それは続きの「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」をお楽しみに、
というらしい。
できれば続けて見たかったが、劇場版を連続して作る方が儲かるのだろう。


意地悪な見方をするならば、妙に通信制高校を持ち上げており、この作品の
スポンサーの角川がドワンゴ学園に出資しているので、そのプロモーション
のようだった。


ただ、不登校の生徒がこれほどいるということは、今の一斉授業スタイルの
学校とは別の選択肢があって然るべきで、それを選ぶきっかけになったら
いいな、とも思っている。
私はドワンゴ学園の理事長は新自由主義のブタ野郎だと思っているので、
もっと見識のある人のいる通信制高校がたくさんできたらいいな、と思う。

*[映画]プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第3章

平日の夕方の回で観客は2人。
シネマサンシャインでは水曜日は1200円で見られると思ったのだが、
この映画はどんな条件でも1600円なのだった。


前回登場した陰湿メガネの王子が暗躍する話で、主人公たちの
スパイグループは受けに回っている。
なのでなかなか活躍の場面は出てこない。


その代わり、繰り上げで王位継承権2位になってしまった
メアリーちゃんがクローズアップされて、酷い目に遭って
しまうのだった。
もう見ていたら可哀想で可哀想で。


なので終盤の脱出作戦がうまくいくよう、祈るような
気持ちで見ていたら、クソ中年のノルマンディー公の
手のひらの上だった、という最後。
しかもメガネ王子もあっさりと牢獄へ。
どうなっちゃうの? というところで終わってしまった。


続きが気になってしょうがないが、次はいつ見られるの
だろうか?