夜中に映画「メジャーリーグ」をやっていて、最後の20分

ぐらいだけ見た。

クリーブランド・インディアンスのホーム球場に満員の

観客がつめかけ、大声で「ワイルドシング」を唄う。

盛り上がる場面だが、観客の99%が白人だった。

当時はそれが当然だったのだろう。

いま、メジャーリーグの観客の何割ぐらいが白人なの

だろうか。

 

そういえば、ポリコレが進んだ結果、インディアンスの

トレードマークだった笑うインディアンは使われなくなった。

映画ではインディアンに扮して応援する白人も映っていた。

 

古き良き時代、とトランプ大統領を支持する人々は言うかも

しれない。

画伯という言葉は、もともと画家の尊称だったはずだが、

絵の下手な人を揶揄する意味でも使われるようになった。

これはいつが初出なのだろうか? 

 

私が記憶しているのは、ダウンタウン浜田の画力が稚拙

なのをバカにして松本が「画伯」と呼んだものだが、

もっと古い例があるかもしれない。

 

いまではすっかり定着してしまい、もはや本当の画家には

使えないような雰囲気さえある。

こういう言葉は外国にもあると思うが、言語学では何と

呼ぶのだろうか。

 

あと「様」というのも、ちょっと小馬鹿にした感じが

ある。ガルパンの「ダージリン様」とか。

バビル二世の「ヨミ様」というのもそうかもしれない。

 

長野県の特別養護老人ホームで、入居者にドーナツを

与えたあとで窒息死した、という疑いで起訴された

准看護師の女性に逆転無罪判決が出た。

なぜ遺族との間に示談が成立したのに検察は起訴した

のだろうか? その意図がよくわからない。

 

高齢者は本当によく誤嚥するもので、私も父の介護を

しているときは冷や冷やものだった。

なので、現場の介護士の苦労は想像できる。

 

誤嚥を防ぐために、とろみをつけたものを食べさせたり

したが、やはり本来の食感のまま食べたいという希望が

あって、おいしさと誤嚥防止をどう両立するかは難しい。

 

 

人がどのように死ぬのかは、本人はともかく遺族の納得が

必要な時代なのかもしれない。

老衰で安らかに逝く、というのが最も理想的かもしれないが、

現実的には誤嚥性肺炎から衰弱して昏睡状態になって死ぬ、

というパターンが多いのではなかろうか。

 

問題は、誤嚥性肺炎の原因をどう見るか、ということだろう。

悪意をもって何かを食べさせるわけではないので、生きて

いればどうしても誤嚥は起きる。

それをゼロにしろ、というのは無理な話だろう。

 

頻繁に誤嚥するようになったということは、もう寿命が

尽きかけているのだ、ということを理解して、できるだけ

苦痛のないように日々を過ごしてもらうようにお願いする。

そういう諦めの気持ちを持つことが大事なのだと思う。

 

会社の経営者は、自分の給料をどのくらいに設定している

ものなのだろうか。取締役会で決めていると思うのだが、

従業員に比べて何倍ぐらいあるのか。

 

世界的な企業だと、何十億円ももらっている人もいるが、

そういうのではなく、中小企業にしぼって調査してほしい。

従業員の手取りが13万円とかの会社のトップはいくらもらって

いるのか。

 

給料を上げたら会社が傾いて雇用を守れない、というのは

よく聞く話だ。

本当にそうなのか? 

経営者が欲張りな可能性はないのかな。

 

なぜ従業員の給料を上げられないのか、という疑問に

対して、儲かってないから、と答えるのは経営者として

無能であるのと同義ではなかろうか。

愛媛県警の巡査ふたりが飲酒運転がバレて依願退職したという

事件があった。

松山市内でA、B、Cの3人で飲んで、仮眠をとったあと、Aの依頼で

Dを送るために、B、Cが交代で往復180kmを運転したそうだ。

松山から片道90kmというと宇和島あたりだろうか? 

 

べつに急いで帰宅する必要はなかったようなので、交通費を

浮かせるためにやったのだろう。

ケチなことをしてクビになったのだから、もったいないことを

したものだ。

 

 

私は飲酒運転をしたことがないのだが、主観的には普通に運転して

いると思うものなのだろうか。

泥酔状態だとさすがに危険だが、ビール1杯ぐらいならそれほど

変わりはない気もする。

 

たしか坂本龍一のエッセーで「SELDOM ILLEGAL」というのがあって、

少々の飲酒なら問題ない、という話が書いてあった。

別に坂本龍一が飲酒運転をすすめているわけではなく、当時の警察が

目をつぶってくれていた、という話だ。

 

いまはたぶん厳密に処罰されるとは思うのだが、このゆるさは社会の

余裕のように感じる。

 

自動運転が普及すれば、飲酒していても安全に走行できるように

なるかもしれない。

そのとき法律はどうなるのだろうか。

 

米国と中国がお互いの総領事館を閉鎖している。

トランプ大統領選挙対策なのだろう。

もちろん中国の産業スパイもいるだろうけど、

危機感を煽るほどではなかろう。

 

「あいつは敵だ」と名指しすることで勢いをつける

政治家は信用できないものだ。

日本維新の会などの極右政党の常套手段である。

 

 

ところで、東西冷戦のときソ連米国債を買って

いたのだろうか。

現在、中国は米国債を1兆ドル保有している。

日本に次ぐ金額である。

経済的にここまで相互依存している米中関係が、

簡単にデカップリングされるとは思えない。

 

たしか橋本龍太郎首相が、日本が保有している米国債

売りたい誘惑にかられる、と発言したとたん米国から

圧力がかかったと記憶している。

 

中国は米国債をどうするつもりなのだろうか。

大量に売却すると、自分にもダメージがあるから、

うかつにそういうカードは切れないが、脅しをかける

ことはできる。

 

一方、米国は貿易に制限を加えるだろうが、国債ほど

インパクトのあるものはなさそうだ。

さて、どうなるのか、素人は傍観するしかない。

 

ドラマ「半沢直樹」を楽しみに見ている。

池井戸潤原作のドラマは、落語家が必ず出ていたような

イメージがあるのだが、「半沢直樹」だけは歌舞伎役者が

異様に多い。

勧善懲悪を描ききるためには、悪役を歌舞伎役者に演じて

もらった方が画面映えがするからだろうか。

 

いっそのこと、松竹が企画して歌舞伎座で「半沢直樹」を

やったらどうだろうか。

歌舞伎にまったく詳しくないので、堺雅人の役を誰にしたら

いいのか分からないのだが。市川海老蔵とか?