新聞にいまだにときどき載っている、中国に和牛の精子を密輸して

捕まった人の話だが、たしか豪州でも和牛を育成していなかったか。

すでに wagyu ブランドとして定着しているそうだが、これは公式に

精子を輸出したから許可されているのだろうか? 

そのあたりのことを書いた記事がないので、よく分からない。

 

あと、イチゴとかぶどうの苗を韓国が勝手に栽培して売っている、

という話をネトウヨ系の人が言っている。

無断で苗を密輸したらやはり罪になるのであろう。

 

そういや、ワイン用のぶどうの苗はどうなのだろう。

日本でも栽培しているワイン向けのぶどうは、フランスや米国から

買ってきたものなのではなかろうか。

これも公式に許可されて輸入したものならオッケーということなのか。

 

 

たしかフランスのワイン向けのぶどうは、一度伝染病でほぼ全滅したが、

米国のカリフォルニアに同種の苗木が育っていたので、そこから持って

きて再生した、という話を聞いたことがある。

 

目先の利益よりも、リスク分散できるかも、と考える余裕はもう

ないのだろうか。

 

愛媛でも土曜日からドラマ「チャンネルはそのまま!」が始まった。

さっそく第1話を見た。面白かった。

 

原作のマンガは2008年から2013年まで連載されたそうで、当時、

単行本を買っていた私は、主役の雪丸綾瀬はるかがいいんじゃ

ないかなぁ、と勝手にキャスティングしていた。

 

2019年のドラマ化では芳根京子が抜擢されている。

なかなかのコメディエンヌぶりで悪くないのだけれど、なんというか

天然っぽさが足りない感じがする。がんばってボケている印象が

あるので、回を重ねていくとこなれていくのかもしれない。

 

そして「水曜どうでしょう」の藤村Pは原作そのままで、マンガが

モデルにした本人がドラマに出るのが贅沢だ。

いつも甘いものを食べている魔神っぷりは健在で、見ていると

血糖値が心配になる。

 

それにしてもTEAM NACSは北海道を舞台にしたドラマになると

大車輪の活躍を見せるが、事務所の社長のミスターは笑いが

止まらないだろうな。ドラマで久しぶりに見ると、意外に老けて

いたのに驚いた。

 

次回も楽しみだ。

 

*[本]ロマンス小説の七日間

架空のロマンス小説と、それを翻訳する女性の恋愛が交互に語られる
物語で、ぐいぐい読めて面白かった。
途中で翻訳ではなく勝手に内容を書き換えるのがいいですね。


私はロマンス小説を読みつけないので、こういう内容のものなのか、
とうっすら分かったのだが、これは男性がフランス書院文庫を読む
ようなものなのだろうか。
そこまで直接的なエロスを求めているわけでもなさそうだが。


三浦しをんはふだんもロマンス小説を読みつつ、BL小説も愛読している
はずだが、ずいぶんと手広くやってらっしゃる。
楽しみがたくさんあってうらやましい。



三浦しをんの小説には、同棲している男性が風来坊で、長期間どこか
海外旅行をしてふらりと戻ってくる、という設定が多い。


結婚を決意するほどでもなく、でも残されていると寂しい、という関係が
現代の恋愛事情とフィットしているのだろうか。
それとも、付かず離れずの男性キャラは小説を書くときに動かしやすい
からなのか。



私としては、駄菓子屋の店番をしている百合さんが気になるのであります。
その名のとおり百合なのか、それともノンケなのか。
もうちょっとふくらませてほしかったなぁ、と。

登戸の殺傷事件で、自殺した犯人の部屋から大量殺人に関する本が

2冊見つかった、という報道があった。

いいかげん、こういう原因探しをやめてはどうか。

 

 

もし、これを読んだら必ず人を殺すという本があったら、逆に

読んでみたい。

人間の心理は、そんな単純なものではなかろう。

 

 

マンガ「ゴールデンカムイ」は猟奇殺人の資料がなければ成立

しないが、実に見事なエンタメ作品になっている。

作者が殺人鬼になってはいない。

 

 

絵に描いたような健全な人間でなければ、たいていの人は何か

いかがわしいものを持っているはずである。

それをほじくり返すような報道は、頭の悪さをあらわしている

と思うのだがどうだろうか。

 

昨日の「天才の思考」で、クルマの運転のエピソードがあったので紹介したい。

 僕が見る限り、宮崎駿という人は、ものを教える人間としてはあまり優秀じゃ
ないんです。たとえば、当時ジブリには録音スタジオがなかったので、外の
スタジオに行かなきゃいけなかったんですが、そのとき宮さんをクルマに乗せて
いく人は大変な目に遭っていました。どのルートを使うか、どのタイミングで
方向指示器を出し、どこでブレーキを踏むか、一挙手一投足すべてにわたって
細かく口を出すんですね。これにはたいていの人がノイローゼになっちゃう。
その結果、あるときから宮さんを乗せて運転するのは僕の担当になりました(苦笑)。
(p86-87)

魔女の宅急便」の企画段階のことなので1986年ごろのことらしい。
その当時、宮崎駿は45歳。男盛りではあるものの、もういい大人だ。
もしかしてタクシーに乗ったときも、いちいち口を出していたの
だろうか? 



聞いた話では、六代目笑福亭松鶴もクルマの運転にあれこれ口を出す
人だったそうで、弟子は事故になりそうで生きた心地がしなかった
とか。
また、横山やすしも同様に赤信号でも突っ込めと言ったとかいう
話が伝わっている。


もっとも、これらの芸人たちはノロノロ進んだり追い越されるのが
嫌いだったから、無茶な運転を要求したのだが、宮崎駿はこれとは
違い、いかにスマートに運転するかを教えていたつもりだったの
だろう。



私はたぶん運転に口出しをしたことはないと思うのだが、あれこれ
言ったかもしれない。そのときのドライバーには申し訳なく思う。


自分で運転するようになると、横からやいやい言われるのは本当に
腹が立つもので、私の母がそういう人なのだが、あまりにしつこい
ので路肩にクルマを停めて、だったら自分で運転しろと怒鳴った
ことがあった。


口出ししている本人は親切だと思っているのだからやってられない。
それ以来、よほどのことがない限り、母を乗せて運転することは
なくなった。

*[本]天才の思考 高畑勲と宮崎駿

スタジオジブリ鈴木敏夫が、高畑勲宮崎駿の裏話を作品ごとに語った
もので、読みやすくて面白かった。


こんなに面倒くさい人たちを相手にアニメ映画を作り続けるのは大変だった
と思うのだが、本書は鈴木敏夫の主観で書いてあるので、第三者が見たら
まったく違う話になっていると思う。


私は鈴木敏夫はペテン師だと思っているので、本書の内容を全面的に信用
することはできないのだが、それを割り引いてもジブリ映画が好きなら
読んでおいて損はないと思う。



それにしても、自分で企画を次々と考えてアニメを作りたがる宮崎駿と、
こちらが企画しても全くやりたがらない高畑勲の違いは何なのだろう。
ハイジとかアンとか、毎週名作アニメを作っていた人とは思えない。



ホーホケキョ となりの山田くん」に、なぜホーホケキョという
タイトルがついたかというと、日本テレビ奥田誠治という人が
宮崎アニメには「の」が、高畑アニメには「ほ」がタイトルに必ず
入っている、と謎の法則を主張したからだそうだ。


なのでむりやり「ほ」が入る言葉を考えて入れたらしい。
そこまでゲンをかつがないといけないのか、と映画業界の変な
慣習に驚く。


なお、このアニメは徳間康快が配給を松竹にすると決めてしまい、
それが惨敗の原因だと語られている。
松竹にも言いたいことはあるのではなかろうか。



私は、宮崎吾朗米林宏昌をアニメ監督にしたのは間違っていた
のではないかと考えるので、晩年の鈴木敏夫の目は曇っていたと
思う。


それに、片渕須直細田守のように、ジブリから出ていった人が
後に名作やヒット作を作っているわけだから、そのあたりの事情も
語っておくべきではなかったのだろうか。

イオンに行ってガルパンのちりめん風風呂敷3種類をゲット。

キリンの500mlペットボトルを12本も買ってきてしまったので

なるべく早く飲まねば。

 

しかし、このちりめん風の風呂敷とやら、とても物を包むような

大きさではなく、かといってハンカチでは大きすぎる。

実用向けではないと思っているのだが、タペストリーみたいに

飾るしかないのだろうか。

だったら風呂敷と名乗らなければいいのに。