昨日、サービスデーで見てきた。映画をハシゴするのは何年ぶりか。
夕方の上映で観客は私以外に高校生らしき若者がひとり。良いオタクに
育ってほしい。
アニメ「さよなら私のクラマー」は高校生になった主人公を描いているが、
この映画は前日譚の中学生のころの話だった。
これはぜひフェミニストの方の感想を聞いてみたい。
女子だからという理由で公式戦に出場できないのはいかがなものか、
という問題提起でもあるが、実際にプレーすると大怪我をする可能性も
あるので、指導者としては悩むところだ。
あるいは女子サッカーチームを整備できない大人たちの問題である
かもしれない。
映画のエンドロールには、実際にサッカーをしている少女たちの
写真がいくつも現れて、楽しそうに見える。
伸び伸びとサッカーを楽しんでほしいと思うが、スポーツの闇も
知っているので、あの笑顔が本当であることを祈りたい。
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女子が男子に混じってサッカーをするマンガといえば、たしか
吉田秋生の「海街diary」がそうだった。
高校生からは女子サッカー部がある静岡に行くんだった。
野球だと「メジャーセカンド」がそうだ。
プロ野球だと古いが「野球狂の詩」の水原勇気がいた。
サッカーはさすがにそういうキャラクターはいない気がする。
ジェンダーフリーの考え方が広まっているので、スポーツも
その例外ではないけれど、やはり体格差というのはどうしても
あるので、棲み分けは必要だと思う。
その葛藤を描いているのがいまどきの作品だろう。
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ちなみにテレビアニメはものすごくテンポが悪くて、にもかかわらず
キャラクターには魅力があった。
ということは原作のマンガが面白いに違いない。
特典でもらった原作マンガはやはり面白かったので、単行本を読んで
みよう。