深夜アニメ感想つづき。
・私に天使が舞い降りた!
12話のAパートがまるまるミュージカルで、この出来が小学生とは
思えないほどいい。というかOP・EDも楽曲がすごくよかった。
花ちゃんって、実は手先が不器用で自分から友達を作るタイプでも
なさそうだし、大人になったらどうなるのか心配なのだが、そこは
周りが助けてくれそう。
オタクの男性は、百合やロリが大好きだとストレートになかなか
言えないから、男性が排除された世界を作って、その中で楽しむ。
しかし、その世界は男性の性欲がベースになっているとは思えず、
小動物を愛するような欲望が基本なのではないか、という説を
となえてみる。
・ケムリクサ
これは二周目から面白くなる作品だと思う。私は普通に毎週1話
づつ見ていき最終回を迎えた。なので、この世界の細部をあまり
把握できなかったけれども、いちおう感動は味わえた。
見落としているところがとても多いはずなので、解説つきでもう
一度1話から見直したら、さらに深い世界観を楽しめるだろう。
「けものフレンズ」と「ケムリクサ」を見て、やはりたつき監督は
前衛の人だと分かった。
これはプロデューサーの腕しだいだが、初期の新海誠のような
テイストと同じものを感じるので、ある種の分かりやすさを意識
させないと、押井守みたいになるのでは、と思う。