アニメ「このはな綺譚」を見終わった。
最初はデフォルメされた絵にとまどったが、見慣れてくると気にならなく
なった。
作画はきれいで、かわいい狐の仲居たちは見ていて癒やされた。



アニメ「十二大戦」を見終わった。
自分の好みではなかったので、最初から期待はしていなかった。
延々と回想シーンばかりの回が多く、途中はかなりダレていたと思う。


こういうバトルロワイヤルものは、どういう人が支持しているのだろうか。
たくさん制作されているということは、一定の需要があるのだろう。


この「十二大戦」では、ゲームを主催する人が富裕層相手に賭けをして
いた。ゲームのコマになっている十二支たちは、自分がコマになって
いることに、それほど疑問や怒りを覚えていないように見えた。


このあたりに、今の若者が抱く社会への無力感があるように思う。
どうせ上の方でうまい汁を吸っていて、我々はデスゲームのコマに
なるしかない、という諦めがある。


そんな作品を見て楽しいのだろうか、と私などは思ってしまうのだが、
こういうアニメが好きな人は、登場人物の誰に感情移入して見ているの
だろう。