Boaz2015-10-18

ドラマ「下町ロケット」を見た。
面白かった。
前に唐沢寿明が社長を演じていた「ルーズベルト・ゲーム」とほぼ同じ
パターンの話ではあるが、ついつい見てしまう。
善玉と悪玉がしっかり分かれているからだろう。


この両方のドラマに出演している立川談春が、池井戸潤のドラマのシンボル
のようになっている。
なんというか、過剰な顔芸というか、too much な演技というか、もう少し
踏み込むとコントになりそうな感じで、そこがいいのである。


下町ロケット」では銀行員役に春風亭昇太が出ており、立川談春と演技
していると、二人とも落語家なのに銀行員をやってる、と思って、なんだか
不思議な画面になる。


あと、うまいキャスティングだと思ったのが、吉川晃司だ。
あんなサラリーマンはいないのだが、池井戸ドラマだとハマるのである。
いるだけで威圧感があるマンガみたいなキャラクターで、今後大活躍
しそうだ。


土屋太鳳や安田顕など、他のキャスティングもバシッと決まっており、
半沢直樹」のような大ヒットは望めないかもしれないが、良いドラマに
なりそうな予感がする。