今さらながら、カップヌードルのトムヤムクン味を食べた。
レモングラスが効いていて美味しかった。
で、どうでもいい疑問が浮かぶ。
こういう新しい味を開発して、よしこれで量産しよう、とゴーサインが
出た場合、まずどのくらいの量を作るかを決めるはずだ。
それは誰がどのようなデータに基いて決めるのか?
たぶん、これまでの新しい味の売れ行きから考えて、ちょっと少なめに
生産して、万が一売れたらラインを増やす、という感じだろうか。
量が決まったら、原材料の発注をしなければならない。
麺とかスープは、だいたい決まっていると思うが、今回のトムヤムクンの
ようなスパイスは、どこの誰に求めたらいいのか。
たとえば香辛料に強い商社があって、そこに「レモングラスを2トン来月まで」
とか電話すると、きっちり品質を揃えて持ってきてくれるのだろうか。
そんなにあっさりとはいかず、何社かに見積もりを出してもらって、価格と
品質の折り合いがついたところに決めているのか。
原材料が揃ったら、ラインに組み込むために、香辛料などは粉末にしなければ
ならない。これはスープを作ってから粉末化するので、どんな味でもほぼ同じ
なのか、それとも味によって製造工程が違うのか。
というようなことを食べながら考えてしまったが、工場見学で質問したら
教えてくれるものだろうか。
一度日清のミュージアムには行ってみたいと思っているのだが。