二人ぐらいにしか伝わらないのですが、銀天街にある坊っちゃん書房が
近日中に閉店です。時代ですね。
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コメントがついたので書き加えておくと、4月末で閉店だそうだ。
現在、全品半額セール中。
かなり前に閉店した明屋書店古書部の本を引き取って営業していた
らしいけれど、もはや誰も商店街で古本など買わなくなったのだろう。
ひとつは品揃えの問題で、マンガや文庫本を見ても、流行から離れた
ものしか置いていない。掘り出し物もない。
たぶん、地元出版の古書など、それなりに価値があるものは多いと
思うが、買い手も少なかったのだろう。
もうひとつは、銀天街でも自転車の通行が禁止され、店の前に自転車を
置くことも許されなくなった結果、若者が寄りつかなくなった、という
こと。
このままでは商店街は衰退するままになるだろう。
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さらに言うなら、松山には知識層が少ない、ということだ。
本を読む人の比率は大都市と同じぐらいかもしれないが、絶対数が
少ない。買い支える人がいないと店は潰れる。
俳句の街とか言っているけれど、実態は田舎のDQNが多い、という
身も蓋もない事実だ。
クルマの運転をするようになって、はっきり分かった。
反知性主義は地方を覆い尽くしているのです。