Boaz2013-04-03

すでに多くの人が語っているので、私が付け加えることは何もないが
済美高校の安楽投手が春のセンバツ大会の決勝戦で力尽きた。
甲子園で投げたのは772球。異常な連投だ。


女子柔道の体罰が大問題になったように、高校野球の連投もそろそろ
考えなければならないと思う。
WBCのように球数を制限しないといけないことは、まともな人なら理解
できるだろう。


今日の夕方のローカルニュースで、上甲監督と安楽投手がNHKのアナ
ウンサーにインタビューされていた。
17対1の大敗に、かける言葉もない感じだったが、無理やり美談に
しようとしていた。


安楽投手は、自分のスタミナ不足がいけなかった、夏にまた挑戦したい、
と語っていたけれど、そう言わざるを得ない状況を作り出した大人たち
に何の責任もないわけがない。


しかし、高校野球はもはや学校の部活のレベルを超えた、異常に巨大な
システムになっている。このままでは何も変わらないだろう。


桜宮高校のバスケ部の選手のように自殺者が出ないと、高野連はピクリ
とも動かないと思う。彼らはそのくらい鈍感な組織だ。



日経ビジネスオンラインに、体育会系を礼賛する記事が出ていたのを
読んで目を疑ったが、理不尽な命令に即応する人を重宝する組織って
軍隊だろう。会社と軍隊は違うんだよ。


「おい1年、のどが渇いた」
「何がいいですか?」
「センス!」(←お前のセンスで俺の気に入るものを買ってこい、の意)


「ファンタ買ってきました!」
「バカ、ここはコーラだろ。やり直し!」


私はこんなやりとりをしてきた奴らを、心からバカだと思う。
そしてほとんどのスポーツ組織の運営は、こういう人たちがやって
いるわけだ。組織改革は無理ゲーだろ。