Boaz2011-12-11

12月9日付の読売新聞の愛媛版に、次のような記事が載っていた。

小中・幼全てに飲酒検知器


 松山市教委が、市内全90小中学校・幼稚園に飲酒検知器を1台ずつ配備し、
公務中に車を運転する前の検査を義務づけた。今年10月に同市立中の男性
教諭(48)が勤務中に酒気帯び運転で逮捕された事件を受けた措置で、11月
から実施。文部科学省は「学校に飲酒検知器を配備した事例は聞いたこと
がない」としており、市教委の担当者は「配備自体、本当は恥ずかしい」と
複雑な思いを吐露している。


 事件当日、男性教諭の中学では郊外で職業体験学習を実施しており、教諭
は市内各地を車で巡回中。松山西署によると、「前夜に自宅で焼酎5杯を飲ん
だ」と話したという。


 市教委は勤務中だったことを重くみて、機械を使って客観的に運転の可否
を判断することにした。チェック役は校長や教頭が担当し、わずかでも「0」
を上回る数値が出た場合は、運転させないとしている。


焼酎と小中をかけているのか、と思ったが、どうやらまじめに書いた記事
らしい。


ところで、90個の飲酒検知器はいくらぐらいするのだろう? 
そして、その代金は誰が払うのだろう? 


万が一、税金から支払われるようなら(そんなことはないと思うが)、
松山市教育委員会は阿呆の集まりだと断言できる。


大人なんだから、酒を飲んだかどうかは自分で分かるだろう。
それでも飲酒運転で捕まったのなら、さっさとクビにすべきではないか。


こんなものに金を投じるほど松山市の予算は潤沢なのだろうか。