先日「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」のハイテンション・
ザ・ベストテンに登場していたプラスマイナス岩橋という芸人は、
トゥーレット氏病(トゥレット障害)である。
いちおう、自傷他害のおそれはないようだが、できれば薬を飲んで
治療した方がよかろう。
そうなったら、芸人としてはつまらなくなるかもしれないが。
私がこの病気のことを知ったのは、カート・ヴォネガットの小説
「スラップスティック」だった。
スラップスティック―または、もう孤独じゃない! (ハヤカワ文庫 SF 528)
- 作者: カート・ヴォネガット,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1983/09
- メディア: 文庫
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発症しているキャラクターがおり、こんなことを口走る。
So why don't you take a flying fuck at a rolling doughnut?
Why don't you take a flying fuck at the moooooooooooon?
【訳 浅倉久志】
てめえなんざ、ころがるドーナツとおまんこしてろい!
飛び上がって、空のおっ月さんとおまんこしてろい!
まさか、日本人の患者をテレビで見ることができるとは、小説を
読んでいた当時には夢にも思わなかった。
ハイホー。