IPPONグランプリ

去年からフジテレビの深夜にやっていたらしい。
ゴールデンで「2011開幕戦」をやるので、去年の3回分を年末年始に
ローカル局があわてて放送していた。
これだから地方は。


この企画と同様のものがNHKで放送されている「着信御礼!ケータイ
大喜利」である。
ただ、「ケータイ大喜利」は投稿者が素人で、ジャッジするのは板尾
創路ひとりだった。


「IPPONNグランプリ」は、芸人が答えて芸人がジャッジするシステム
で、こちらの方がテレビ的に映える。
黄色のスタイリッシュな画面にしたのもいい。


これまでの実績を見ると、バカリズムが圧倒的に強い。
引き出しが多いのと、絵を描ける強みがある。加えてタスマニアデビル
のように、可愛らしく見えるが獰猛な一面があるのも面白い。


あと、有吉が意外に大喜利に強いことが分かったのも収穫だと思う。


今回は千原ジュニアバナナマン設楽がエントリーされていなかったの
が残念だが、新たなヒーローとして小木が出てきた。
(おそらく彼に二度目の優勝はないと思うが)
これからもいろんな芸人が活躍してほしい。


ところで、大喜利という形式の笑いは日本独自のものだろうか? 
「写真でひとこと」なんかは汎用性があると思うのだが、外国でもやって
いるのだろうか。


欧米人は、日常会話でウィットに富んだことを言うらしいが、大喜利
フォーマットを持ち込んだらきっと人気が出ると思うのだが。