朝日新聞の「なんでもランキング」というコーナーで、全国の県庁所在市と政令指定都市の
1世帯あたりのウナギの蒲焼の年間支出額ランキングが発表されていた。
上位10都市は以下のとおり。
順位 | 都市名 | 支出額(円) |
---|---|---|
1 | 京都 | 5610 |
2 | 名古屋 | 5551 |
3 | 大津 | 5199 |
4 | 岐阜 | 4985 |
5 | 津 | 4932 |
6 | 和歌山 | 4887 |
7 | 奈良 | 4810 |
8 | 大阪 | 4782 |
9 | 神戸 | 4705 |
10 | 横浜 | 4662 |
同様に、下位10都市は以下のとおり
順位 | 都市名 | 支出額(円) |
---|---|---|
40 | 宮崎 | 2732 |
41 | 青森 | 2683 |
42 | 福岡 | 2682 |
43 | 熊本 | 2671 |
44 | 大分 | 2615 |
45 | 福島 | 2520 |
46 | 新潟 | 2507 |
47 | 那覇 | 2486 |
48 | 山口 | 2357 |
49 | 札幌 | 2234 |
※都道府県庁所在市と政令指定都市(堺を除く)の1世帯あたりの年間支出金額
03〜05年平均。総務省調べ
京都市が全国でいちばんウナギを食べている結果が出たが、これは琵琶湖産のウナギを昔から
消費していることと、料亭が良質のウナギを仕入れているから、購入金額を高くさせているの
ではないか、と解説されていた。
なるほど。
確かに、琵琶湖周辺の地域が上位を占めている。
しかし、東京がベスト10にランクインしてないのが不思議だ。
江戸前のウナギ屋さんがたくさんあるというのに。料亭だって、京都にひけはとらないはず
だけどなぁ。
また、ウナギの養殖日本一の鹿児島が入ってないのも謎だ。
九州の人は、あまりウナギを食べないのだろうか?
全国最下位は、札幌だった。
気候が夏バテとはあまり関係がなさそうだし、ウナギ職人が北海道へあまり行かなかった
からかもしれない。
わざわざウナギを食べなくても、他の魚介類が充実しているからかも。
そういえば、なっち(安倍なつみ)はウナギが嫌いだった。
とんねるずの「食わず嫌い王」に出演したとき、嫌いな理由を
(●´ー`)<泥の味がするから
と言っていた。
確かに川魚特有の泥臭さが感じられる。もしかしたら、なっちは鯉とか鮒も
苦手なのかもしれないな。
ところで、私は魚介類が嫌いだが、ウナギは食べられるのである。
といっても、ウナギ自体はそれほど好きではなく、あのタレが好きなのです。
だから、できればご飯にタレだけをかけて食べたい。
変でしょうか?
西荻に住んでいた頃、五日市街道沿いに「田川」というウナギ屋があって、山本益博が
絶賛していた。
だったら食べに行ってみよう、とトライしたのだが、いつ行っても売り切れです、と
門前払いをくらう。
で、9月だったか、台風が来ているときに、横殴りの雨をものともせず「田川」に行った
ですよ。そしたら、さすがに中に入れてくれた。客もほとんど来なかったのだろう。
そのとき食ったうな重が、これまでのベストワンであった。
外はパリッと香ばしく焼けているが、中はふっくら柔らかく、タレがまた旨い。
魚介類が嫌いな私ですら、ガッついて食べたほどである。
いまも店があるかどうか知らないが、また食べてみたいもんだ。
それにしても、外国のウナギ料理は、どうしてぶつ切りにしてしまうんだろう。
ヘビじゃあるまいし。
「ブリキの太鼓」っていうドイツ映画に出てくるウナギは不気味だったなぁ。
やはり、蒲焼にして食べる日本のウナギ料理が一番ですよ。