プリンスがブラックミュージックの歴史の中で、どういう位置づけなのか分からないが、
私は、アルバム「パープルレイン」から「ダイアモンド・アンド・パールズ」までを
最も熱心に聴いた。
最も完成度が高いと思ったのは「パレード」である。
- アーティスト: プリンス&ザ・レヴォリューション
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
音色が、なんというか“密室感”にあふれており、スピーカーで聴くよりもヘッドフォンで
聴いた方がハマると思う。
プリンスの最も有名なプロモーションビデオは、映画「バットマン」のサントラからシングル
カットされた『Batdance』だろう。
- アーティスト: プリンス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
していた。
バラエティに富んでいるのは二枚組の「サイン・オブ・ザ・タイムズ」だろうか。
- アーティスト: プリンス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: CD
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
いい。
私がついていけたのは、1991年発売の「ダイアモンド・アンド・パールズ」までだった。
- アーティスト: PRINCE & NEW POWER GENERA
- 出版社/メーカー: WARNE
- 発売日: 2002/10/01
- メディア: CD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
これ以降は、私にとってはキャッチーな曲がほとんどなくなっていったような気がする。
おそらく、いまの人にとって一番ポピュラーなプリンスの曲は、K-1 のテーマソングになった
『Endorphinmachine』であろう。
これが入っているアルバム「ゴールド・エクスペリエンス」は、曲と曲の間に英語とスペイン
語で女性のアナウンス(?)が入っており、なんだかよく分からなかった。
- アーティスト: アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンス
- 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
- 発売日: 1995/10/10
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (6件) を見る
私が好きだった時期のプリンスの曲は、割とオタクっぽいイメージがあり、従来のファンク
などで表現されている「バカっぽさ」がない。
ただ、最大のヒットアルバムである「パープルレイン」のB面(ていうか6曲目以降)は
ノリノリで誰にでも楽しめた。だから大衆受けしたんだろうね。
こういう頭を空っぽにして楽しめる曲なんか、いくらでも作れるんだぜ、とプリンスが思って
いたかどうかは知らないが、どんどん前衛的になっていって、とうとう私のような凡人には
理解できない境地へ旅立ってしまった感がある。
ここ最近のプリンスのアルバムは聴いてないのだが、アルバムの売り上げが復活していると
いう話を読んだ。
また、私にも分かるプリンスに戻ってくれるとうれしい。
そうそう、プリンスが「パープルレイン」でブレイクしている頃、南海放送の深夜のラジオ番組に
「ポップスヒコヒコタイム」というのがあって、このDJがプリンスをなぜか毛嫌いしていた。
彼の好みは、ブリティッシュロックだったので、米国のファンキーでエロい音楽は合わなかったの
でしょう。
愛媛県の保守性をあらわすエピソードでしたw