雪の女王

ようやくゲルダの長い旅が終わった。(参照)
むやみに豪華だった声優陣はさておき、やはり出崎統監督の仕事は素晴らしかった。


もちろん、笑いのテンポや作画のレベルで、おや? と思うことはあったけれども、
ここぞという場面の出崎イズムの爆発は、「あしたのジョー」や「エースをねらえ!」と
同様に心を打つものがあった。


原作のアンデルセン童話は読んでないのだが、最後に雪の女王のもとをラギが去って
しまうあたりが、いかにもアンデルセンらしい。
エピローグで、カイとゲルダが結婚するのは、元の話にあったのだろうか? 


萌え路線とは違う、いかにもNHKらしいアニメを9ヶ月楽しませてもらった。