フットサル

ハロープロジェクトという女性アイドルの集団から、11人選抜してフットサルのチーム
Gatas Brilhantes (ガッタス・ブリリャンチス=ポルトガル語で輝く牝猫たち?)を
作っていることは、モーヲタなら2年半ほど前に知っている話だ。


すでに芸能人同士で試合をして、何度も優勝しており、女子フットサルの普及に努めて
いる。田舎にいると、全く伝わってこないけど。


で、いまさら私がガッタスについて何を言うのかというと、特に何もないのだが、ふと
ガッタスは部活だよな)と思ったので、そのことを少しばかり書く。


ハロプロメンバーの本業は歌であって、フットサルに余計な力を入れるのはどうだろう、
という意見がある。
CDを出したりライブをしたりテレビに出演することが主で、フットサルは従である、と
いうことだ。


確かに、フットサルでケガをしてしまい、コンサートや握手会で痛々しい姿になっている
人もいた。もし、もっとダメージのでかいことが起きてしまえば、どうしてくれるんだ、
というファンの声ももっともだと思う。


しかし、フットサルをしているアイドルたちにインタビューした「スピリッツ・オブ・
ガッタス」という本を読んでいると、本人たちはかけがえの無い仲間たちと一緒に
試合を楽しんでいる印象を受ける。


これを読んで、私はガッタス容認派になった。
スポーツというのは、そもそもそういうものだからである。
学生の本分は勉強することだが、部活だって大いにやっていいのではないか。アイドルも
そうであろう。


ただし、彼女たちはアイドルであるがゆえに、どうしても金がからむ枠組みになっている。
例えば、芸能人のオッサンで草野球チームを持っている人はたくさんいると思うが、試合を
見に行く人は、あんまりいないだろう。
やはり、アイドル同士だからこそ試合が成立している一面があると思う。


もし、そういう枠組みがなくても、今のガッタスメンバーたちは草フットサルチームを
勝手に作って、どこかの女子チームと試合をするのではなかろうか? 
私は、もし彼女たちがアイドルを辞めても、フットサルを続けていってほしいと思って
いる。
もう一度いうが、スポーツというのは、そういうものだからである。