2019-05-04 ■ アイルトン・セナが亡くなって、もう25年になるそうだ。 その日、私は連休の旅行でリオデジャネイロにいた。 いろいろ端折るが、アテンドしてくれた人がラジオの放送を 黙って聞き始め、なにごとかと思ったら「セナが死んだ……」と うなだれた。 翌日、ブラジルは喪に包まれた。ニュースで号泣している人が 映っていた。 そのときの様子は、まだぼんやりと憶えている。 そして、ぼんやりしていたら25年があっという間に過ぎて しまい、ただ年をとった初老の人になったことに呆然と している。