劇場版 響け!ユーフォニアム

大都市で上映終了したので、ようやく田舎にやってきた。
でも、街なかからクルマで30分はかかる重信シネマサンシャインで、しかも
2週間限定である。よほど興行成績が良くなかったのだろう。


見逃してはいかんので、今日あわてて行ってみたら、お客は私ひとり。
劇場貸し切りという贅沢。
特典のフィルムも残っていて、主人公の当たりを引いた。初めてだ。


作品はTV版を103分に縮めたもので、よくまとまっていたと思う。
でも、こぼれ落ちたエピソードもとても魅力的なので、劇場版で興味を
持った人はTV版も見てほしい。


ブラスバンドのアニメなので、ガルパンのように音響に凝った上映方法なら
お客さんも来たかもしれないが、音的には普通だった。
面白い作品なので、もったいない。



松竹は京アニを配給しているけど、東宝のような夏休み向けの大作を育てようと
いう気持ちはないのだろうか。
予算がかかるからどうにもならんとは思うのだが……


一人きりの劇場でそんなことを考えてしまった。