Boaz2015-04-27

安部首相が連休中に米国議会合同会議で演説するという。
名誉なことだという人もいる一方で、米国に尻尾を振るだけだろ、という人も
いる。


私はどちらかというと後者で、それほどすごいことなら、逆になぜもっと頻繁に
招待されなかったのか、と思う。


Wikipedia によると

これまでに、48か国の外相及び政府首脳が100回以上合同会議で演説した。


フランスとイギリス、イスラエルは、政府首脳または高官による合同会議演説を
8回行ったが、これは全国家の中で最も多い。
他の上位国は、以下の通り。
メキシコ(7回)、イタリア(6回)、アイルランド(6回)、韓国(6回)、
ドイツ(5回:西ドイツと統一ドイツの合計)、インド(4回)、カナダ(3回)、
オーストラリア(3回)、アルゼンチン(3回)、フィリピン(3回)。

だそうである。


フランスと英国は、ソ連(ロシア)と中国を除いた国連の常任理事国なので
当然だろうし、イスラエルも米国の後ろ盾あっての国家だから多いだろう。


枢軸国では、イタリアもドイツも何度も招待されており、日本は仲間外れだ。
これはなぜなのか、解説がほしい。


不可解なのは、アイルランドと韓国の多さである。
特に韓国はロビー活動でもしたのかと思うほどで、よほど米国議会で演説する
ことを名誉だと考えているらしい。



我が国では、国会で外国の首脳や外相が演説したことがあるのだろうか。
あったとしても、対外的にそれほど価値があると思われていないような気がする。


むしろ、宮中晩餐会に出席できる方が名誉なのではなかろうか。
共和制の国ではできないことなので、米国人は内心うらやましがっているのかも
しれない。