ドラマ「天皇の料理番」を見た。
前に堺正章が主演していたやつは見ていない。
第1回は1時間48分もあって、ちょっと長かったが、次も見てみようと思った。
TBSのお金をかけたドラマでありがちなのは、昔を再現したオープンセットを
長々と映すことである。
このドラマでは明治時代の丸の内が描かれており、たしかに見事な出来だった。
が、それとドラマの面白さとは別である。
おそらく、かなり予算を使っているだろうから、これから何度もオープンセットが
映されて、主人公は意味もなく丸の内を駆けずり回るだろう。
それによって物語がダレなければいいのだが。
↓
一番よかったのは、黒木華のなんとも言えないエロさだろうか。
文芸作品を撮る映画監督に愛されそうな顔である。
細雪にキャスティングしたら合いそうだ。
佐藤健もがんばっていた。
私はてっきり実写版「進撃の巨人」のリヴァイ兵長をやるのかと思ってググった
のだが、まだキャスティングは発表されていないのだった。
でも、やるんでしょ?
↓
同じ料理人の生涯なら、海老沢泰久が「美味礼讃」で書いた辻静雄の生涯を
ドラマ化してもいいんじゃないかと思う。

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ということか。