Boaz2015-03-25

母校が春のセンバツ大会で1勝をあげた。
私を含めほとんどの人が負けると思っていたと想像するが、なんとか
逃げ切った。


ローカルニュースは大はしゃぎである。
愛媛新聞は号外を出した。
出オチだと思っていた高校が二回戦に進んだのだから、浮かれている。


まさか甲子園で母校の校歌が流れるとは。
ふだん、高校野球を批判的に見ていたけれど、こういうときはうれしく
なって応援してしまう。


次はどこと当たるか分からないが、がんばってほしい。



甲子園に出て少なくとも1勝以上しており、なおかつノーベル賞受賞者
輩出した高校はどのくらいあるか調べてみると、意外と多かった。


根岸英一の母校である神奈川県立湘南高校はなんと優勝している。
天野浩の母校、静岡県浜松西高校は第63回(1981年)夏の大会に出場し、
2回戦で北陽高校に敗れている。
鈴木章の母校、北海道苫小牧東高等学校は春夏あわせて5回も出場して、
第37回(1965年)選抜大会で1勝している。

そして、大江健三郎の母校、愛媛県松山東高校が今大会で1勝した。
(1950年に松山商業高校と合併していたときは夏の大会で優勝しているが、
これはほぼ松山商業高校の力によるものだろう)


冷静に考えると、甲子園とノーベル賞は何の関係もないのだが、
文武両道で結果を出しているのは大したものだと思う。