テレビCMで見た Cook Do の大根と豚バラ肉の煮物が旨そうだったので、
ちょっと買ってみた。
CMには父親役で松重豊が出ており、孤独のグルメのサブリミナル効果を
狙ったものか、目を引いてしまう。
早めに食べておきたい大根があったので作ったのだが、素直にレシピ通りに
作らず、人参とか玉ねぎも投入してしまった。
そしたら、ジャガイモが入っていない肉じゃがみたいなものが出来た。
旨かったのだが、それなら別に Cook Do を買わなくても自分で調味料を
使えばよかった。
なんとなく損をした気分。
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味の素の Cook Do シリーズはいつからあるのだろう、とググってみたら、
なんと1978年からである。37年売れ続けているのはすごい。
ただ、中華料理の調味料を買うと、それほど Cook Do に頼らなくてもよく
なる。豆板醤、甜麺醤、オイスターソースなどを揃えておけば、麻婆豆腐や
回鍋肉は作れるので、Cook Do は割高に感じてしまうのだ。
スーパーでは、ライバルに丸美屋や李錦記のソースが売っているけれど、
たぶん最も売れているのは Cook Do だろう。
今年、敢えて和食のレパートリーに手を広げたのは、キッコーマンの
「うちのごはん」シリーズのシェアを奪い取ろうとしているからだと思う。
ちなみに、こういう調理時間を短縮する調味料は外国で売っているの
だろうか。意外と香港とかシンガポールでは重宝されるのではないかと
思うのだが、私が考えるまでもなく現地で売っているのだろう。