動物のシッポについて研究している人が、どこかにいると思う。
Wikipedia にも「尾」の項目があって、誰かが執筆しているということは
研究者がいるのだろう。
それによると、哺乳類ではシッポの役割は退化しているらしい。
魚類のように重要な推進器官ではなくなり、四肢があることでシッポは
副次的な役割に甘んじている、という。
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ということは、ある種の動物にとっては、シッポはあってもなくてもいい
ものになる。
現にネコにはシッポの長い種類と短い種類がいるが、どちらが優位かは
分からない。
カンガルーとかクモザルのように、シッポがなければ死活問題になる
動物はともかく、ネコやイヌは感情を表現するときに便利かどうか、
という程度だろう。
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私はどちらかというとシッポの長いネコの方が好みである。
うちに来ているネコもシッポが長く、機嫌のいいときはピンと立てて
いるし、不機嫌なときは左右にパタンパタンと振っている。
毎日触っているが、必ずウーッと唸って睨んでくる。
そうかと思えば、横に寝ているとき身体を撫でてやると、腕にシッポを
からめてくる。なかなかセクシーなからめ方だ。
イヌはこういう芸当ができまい。
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こういう便利なものが人間にもあればいいが、感情は表情に集約させて
しまったので、無用の長物になる可能性が高い。
稀に人間にもシッポが生えたまま産まれてくる人がいるそうで、記録に
残っているもので最長なのは20センチ以上あったらしい。
そういや手塚治虫のマンガに「0マン」というのがあって、リスみたいな
シッポのある少年が主人公だった。
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