ツイッターで冷やし中華にマヨネーズをかけるかどうか、という話題が
出ていた。こういう図もあった。
一説によると、名古屋を中心に展開しているラーメンチェーン店「スガキヤ」が
発祥だという。
外食であまり冷やし中華的なものを食べたことがないのだが(自分で作った
方が安いから)、松山の店でマヨネーズがかかっていることはほぼない。
私はマヨラーなので、自炊したときにはかける。
↓
しかし、こういう話題がちょっと盛り上がるということは、みんなが同じ
ような味覚を持っている、というのが前提になっている。
それをベースにして、マヨネーズをかける・かけないで論争を楽しんでいる。
唐揚げにレモンをかける・かけないとか、こしあん・つぶあんとか、そういう
話題を楽しめるのは、わりと幸せなのかもしれない。
たぶん米国だと、味覚は人それぞれ、で終わりである。
ハンバーガーやアイスクリームのトッピングをどうするのか、全部自分で
決めなければならないように子供のころから訓練されているからである。
これとこれは好きで、これとこれは嫌い、というのを自分で注文するときに
はっきりと指定するという作業は、自分は他人と何が違うか、ということを
常に意識せざるを得ない。
日本人も当然ながら個人的な好き嫌いはあるけれど、基本的には店側が提供
するものを受け入れる。あまりあれこれ注文をいじらない。
どちらが優れているという話ではないけれど、食べ物に対する考え方の違いは
けっこう他のところにも影響しているような気がする。