愛媛大学と香川大学が共同で作った法科大学院の廃止が決まった。
今年度の入学はたった3人だったという。
他の法科大学院も軒並み募集停止に追い込まれている。
法科大学院構想は完全に行き詰まったように見える。
いったい誰が責任をとるのだろう?
司法制度改革が、どうしてこんな有り様になってしまったのか。
私のような素人にはさっぱり分からない。
なぜ、医師のような6年間のカリキュラムでほぼ8割が国家試験に
合格するような体制にしなかったのか。
司法試験に合格する人が増えたら困るのは、法曹関係者だろうから、
司法の質を守るという言い訳で既得権を守ったのだろう。
どうせなら、英語検定みたいに司法検定のようなものを作って、小学生
から法律の知識を覚えさせたらいいと思う。
民間検定でもいいから、労働法などの知識をみんなが共有して、社会に
出ても困らないようにすべきだ。
なんで日本語検定みたいな、はっきり言ってどうでもいい検定にお金を
かけるのだろうか。