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マルちゃん正麺が話題になったことで、袋麺の市場が熱くなっている
ようだ。
サッポロ一番は麺の力という新製品を出して、CMに織田裕二を起用して
いる。
同時に、定番商品の味噌ラーメンもプッシュしており、こちらは木梨憲武
が鼻の穴を広げてラーメンをすすっている。

袋麺とカップ麺の違いは、フリーズドライの具が入っているかいないか
である。
私は、袋麺を買った人がCMのような具材を用意するとは思えない。
せいぜいネギをパラッとかけるぐらいではなかろうか。

ならば、どうせカップ麺も作っているのだから、フリーズドライの具を
バラ売りしたらどうだろうか。一袋10円にして、わかめとかコーンとか
肉を選ばせるのである。

スーパーでは、グリコハムが「麺好亭」というブランドで、チャーシュー
とかコーンとかメンマをパッケージして売っている。
しかし、単価が高いので、袋麺のユーザーは手を出しにくいと思う。

要するに、プラス50円ぐらいで袋麺の具が欲しいのだ。
なにも煮玉子だのチャーシューとは言わない。
ネギとメンマとコーンぐらいが乗っていたら、それなりにおいしそう
ではないか。

100円ショップでは、フリーズドライのネギが売ってはいるものの、
あれよりはもう少しグレードを上げてほしいのである。
いまは麺の品質で競争しているが、いずれ具の競争になる。
メーカーはぜひ検討してみてほしい。