- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2003/03/05
- メディア: DVD
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ようやく見た。前後編で4時間半。
菅原文太の「誠意って、何かね?」のやつである。
ドラマだから、何かトラブルやアクシデントがないと面白く
ないのは分かるのだが、それにしても黒板一家は不幸が多す
ぎないか。
堕胎や流産のエピソードが多かったのも気になる。
このドラマの放送時、私は東京にいて、仕事にも慣れてきた
ところだった。
なので、描かれている内容が古いとはあまり思えなかった。
とはいっても、20年前は携帯電話もDVDもiPodも普及してない
のである。
今の若者が見ると、やはり断絶した過去の映像に思えるのかも
しれない。
ドラマの中で、裕木奈江が「東京はもう卒業した」と言って
故郷に帰ることを告げるシーンがある。
終盤になって吉岡秀隆も同じセリフで、富良野に戻る決意を
妹に伝える。
だが、東京で生まれ育った人は卒業もなにもないわけで、こ
れは地方の人間が勝手に東京に憧れて、勝手に田舎に帰るの
を美化しているだけだろう。
東京出身の人は、このセリフを聞いてどう思ったのだろうか。