ミステリのその後

推理小説で、犯人が捕まって終わるものはどのくらいあるのだろうか。
どのくらいといっても、量ではなく割合のことだ。


たとえば、あるミステリで、刑事あるいは名探偵が事件を解決し、犯人
が捕まったとする。


ここで話はめでたしめでたしで終わるのだが、その後はどうなるのか。
具体的には、犯人は裁判にかけられて何らかの判決が出るはずなのだが、
いったいどのくらいの罪になるのか。


つまり、有名な推理小説の「その後」を検証してほしいのだ。
プロの法律家から見て、そもそも逮捕したときの証拠で起訴できるのか、
あるいは公判が維持できるのか。
弁護士なら、犯人をどうやって弁護するか、などを一冊の本にまとめて
みたら面白いと思う。


もうそういうのは山ほどあるよ、というのなら、誰か教えてください。