少年式という行事があって、昔は14才になると元服という儀式で大人の
仲間入りをしていたそうだが、さすがに中学生ではそうもいかない。
それでも、何か記念になるようなことを学校側がいろいろ企画している。
ある生徒の中学では、チャレンジウォークといって、40kmをひたすら歩く
行事があったそうだ。
40kmを歩くのは、大人でも大変である。
私も30km近く歩いたことがあるが、もう疲れ果てて死にそうになった。
中学生の、しかも女子ができるのかどうか、心配だったものの、話を
聞いてみると完走(歩?)できたらしい。
ただ、その子が言うには、何かを達成した充実感はなく、最後の10kmは
この行事を企画した奴に対する怒りだけで足を運んだとのこと。
中にはゴールした後に感動して泣いていた子もいたそうだ。
ちなみに、その中学では、チャレンジウォークが終わったあとで、部活
があったらしい。
いくらなんでも、休ませるべきだったのではないだろうか。