鹿男あをによし

原作の小説は読んでおらず、何の予備知識もなく見たが、なかなか面白そうだった。
ただ、第一話はほとんど予告編みたいなものだったので、来週どう展開するかが楽しみだ。


まだ詳しい設定は分からないが、どうやら日本の地下にいるナマズを鎮めないと大地震がくる
ことになるらしい。そして、その鎮める役目を負わされるのが主人公ではないかと。


なんか「うしおととら」の最後の方に似ているのだが、もちろん偶然だろう。


奈良は修学旅行で訪れたことがあるが、どこをどう回ったのかさっぱり記憶にない。
自分で行きたい場所を探して行かないと、頭に残らないのだ。


なので、奈良はあんなに鹿がウロチョロしてたっけ、と思うのだが、そんなもんかもしれない
な、とも思う。
文化遺産さえなければ、奈良だってただの地方都市にすぎない。
若者にとっては、狭い街と人間関係が鬱陶しいはずだ。


私は主人公が下宿する元旅館のセットが面白くて、なんというか、東京の人が考えた京都の
町屋みたいだった。
実際にあんな建物はないと思うが、いい舞台背景になっていると思う。


ところで、このドラマにも佐々木蔵之介が出演しているが、たしか「斉藤さん」にも出ていな
かったっけ? よく働くが、彼の体力が持つのか心配だ。


最初の方は落ち着かないカットが多くて、演出する人間は無能なのかと思ったが、後半になる
と持ち直してきた。ただ、やはりカメラを動かしすぎだ。


エンドロールで流れるテーマ曲がやたら格好いいので、ネットで配信したらいいと思うよ。