カードゲーム

小学生の間では、まだまだ「デュエル・マスターズ」というカードゲームが大人気である。
あれだけたくさんあるカードの属性や数値を記憶できるのはすごいと思うが、その能力を
ちっとは勉強にも向けてほしい。


とはいえ、この手のゲームはやったことのある子供たちにとっては共通言語のようなもので
あり、複雑なものごとも、カードゲームにたとえることで、すんなり頭に入っていく。


たとえば、国語の文法である。
小学5年生で、名詞と動詞の区別を学習し、さらに形容詞・形容動詞という名前こそまだ習わ
ないが、それらのはたらきも覚えなければならない。


こういうとき、普通の文法用語だとなかなか記憶してくれないが、カードゲームのキーワー
ドを使うと、あっという間に納得してくれる。
男子限定なのが欠点だが、その飲み込みの速さはこちらが驚くほどだ。


中学生になれば、大半の子供がカードゲームを卒業するみたいだが、おそらくルール自体は
憶えているだろう。
英文法も、カードゲームで説明できないか、ちょっと試してみたいと思っている。


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日付は去年のものです