「とんねるずのみなさんのおかげです」が放送開始から20年目に突入するという。
（たしか一度充電のために中断したと思うが）
今日はそのスペシャル番組の一回目を録画で見た。
チェッカーズが大暴れしているのを見ると、そういえばもう亡くなった人もいたんだっけ、と20年の
時間を感じた。
私にとって意外だったのは、昔の放送を見ていると、今の石橋貴明がそれほど老けていないように見
えることだ。逆に木梨憲武の方が老けていると思ったのは、若き日の彼の狂気が常軌を逸していたか
らだろう。番組スタッフも理解できなかったコントをよく放送できたものだと思う。
ずっと前に「アイドルにパイ投げは有りか？」という話を書いたことがあったが、この番組で小泉今
日子がとっくにやっていた。さすがだ。
「みなさんのおかげです」のように、人気絶頂のアイドルが芸人とコントを演じる番組が少なくなっ
てしまったのは残念だ。
いまはアイドルではなく、若手女優としてテレビに出た方がいいのだろう。
ハロプロがここに参入する決断をすれば、すごく面白い番組ができると思うが、まあ実現することは
あるまい。アイドル側で失われるものもあるからだ。
最近の放送は「食わず嫌い」と「細かすぎて伝わらないモノマネ」しか見てないが、20年も続くとは
大したものだ。東京芸人の看板をずっと背負ってきたプレッシャーは相当のものだったろう。
逆にいうと、東京圏ではとんねるずを超えるような芸人はまだ出ていないということになる。
今日、番組のひな壇に座っていた芸人は、いつになったらゴールデンに冠番組を持てるだろうか。
それにしても、司会をしている女子アナの華のないことよ。
全盛期のフジテレビの女子アナが、いかにすごかったかが分かる。
いや、あの時代が異常だっただけで、今ようやくまともに戻ったのだろう。
本文と写真はまったく関係ありません
日付は去年のものです
