田舎では、中高生の女子はスカートの下に短パンをはく。
恐らくパンチラ防止のためだろう。
流行でスカートの丈が短くなっても短パンをはくから、一時期ハニワのような格好が話題になった
こともある。
ところが、彼女たちは卒業すると、同じようなスカートをはいていても、絶対に下に短パンをはか
ない。
それどころか、ローライズのジーンズをはいて、平気でパンツを見せている子すらいる。
どういうことだろうか？
当たり前だが、短パンをはいているのはダサいからだろう。
あるいは羞恥心が薄れていったからかもしれない。
そもそも、中学高校のときと卒業してからでは、パンチラになる確率に変化があるのだろうか。
いまやミニスカートはスタンダードなファッションになっているので、そうは思えない。
それよりも、制服か否か、という点に注目したいと思う。
まず、学校の制服は年がら年中スカートである。
たまにはパンツやジーンズにしたいと思っていても許されない。
また、まだ免許がないため自転車でしか移動できないから、スカートで自転車に乗らなければ
ならないというリスクがある。
案外、これが大きいのではないか。
というのも、電車通学がメインの大都市の中高生たちは、あまり短パンをはいていないように思
えるからである（確かめたわけではないし、確かめる行為は犯罪だから検証のしようもないが）。
あるいは、制服につきまとうエロス的な視線からの防御、という考え方もあるだろう。
自意識過剰とも思えるが、制服のパンチラとそれ以外のパンチラの価値は違うと暗に主張してい
るのかもしれない。
と、ここまでパンチラパンチラと書いてきたが、こういう性的嗜好が男の間で共有されている国
って、日本だけなのではないか、という仮説をひらめいた。
外国にもパパラッチは存在し、セレブのあられもない姿を狙って盗撮しているだろうけど、日本
ほどパンチラ好きではないような気がする。
欧米のパンチラ好きの人は、もっとアンダーグラウンドな雑誌やサイトを見ているはずで、日本
のようにコンビニで買える写真週刊誌にパンチラ特集が掲載されることはなかろう。
逆に言えば、日本の男はどれだけスカートの中を覗きたいのか、と不思議に思う。
その原因のひとつは、少年マンガで繰り返し描かれるパンチラを見て、知らず知らずのうちに刷
り込まれているからではなかろうか。
下着ドロみたいな犯罪が頻発するのも、マンガのパンチラからフェティシズムを膨らませていっ
たからかもしれない。
かといって、マンガの表現を規制せよ、などとバカなことは思わない。
逆に、パンチラの文化を世界に広げるぐらいの気概を持っていただきたい。
‥‥寝ぼけながら書くと、わけのわからない話になってしまった。
本文と写真はまったく関係ありません
从*＾ｰ＾）＜ミニスカはアイドルの基本ですよ？
