自民党の大物が落選するも安定多数を確保、維新が伸びるという

最悪の選挙結果になってしまった。

私が投票した選挙区も世襲の弁護士が当選したし、がっかりだ。

 

 

投票率も少しは上向いたものの50%台のようだし、政権交代

あった70%のときは何が有権者を煽ったのだろう? 

おそらくメディアの報道だと思うのだが、もはや自民党がテレビや

ネットを抑えているので「ずっと俺のターン」になりそう。

 

 

メディアの報道と関係なく自分の考えで投票するような人は

3割もいない。あとはテレビによく出ている人になんとなく

投票する大阪の人のようなクルクルパーばかりだ。

 

 

このままだと、日本は中南米の貧困国みたいになるだろう。

あるいはフィリピンのような出稼ぎ国家になるかな。

 

 

まだ、国内に大規模なスラムが発生していないのは、ネカフェ難民

のように実態が覆われているから。

どこかで臨界点を超えると、一気にスラム街が顕在化するのでは

なかろうか。

 

NHKの朝ドラ「おかえりモネ」が終わった。

東日本大震災の被災者とその周りに一石を投じた作品だったと思う。

通常の半年間の話数があったら、さらに奥行きがあるドラマになった

のではなかろうか。

 

 

脚本も俳優も演出も素晴らしかった。

私が一番印象に残ったのは、主人公の父親役の内野聖陽が、西島秀俊

相手に、被災地の子どもたちの未来を語る一人芝居だった。

あの演技は圧巻だった。

 

 

永瀬廉も将来すごくいい役者になりそうな予感がするイケメンだし、

モテない医者を完璧に演じきった坂口健太郎もよかった。

主人公の清原果耶は、ドラマの中ではほとんど感情を爆発させず、

なんというか高倉健のような佇まいだった。あの若さで。

一方、その妹役の蒔田彩珠には荒ぶる芝居を割り振られ、見ていて

辛かったのだがよく乗り切ったと思う。

 

 

主題歌もよかった。

どうでもいいが、BUMP OF CHICKEN藤原基央の結婚相手が、私の

推しだった亀井絵里であることが分かって、幸せになっただな、と

しみじみした。

 

 

ぜひギャラクシー賞を受賞してほしいドラマでした。

 

ふと思い出したが、わしの若い頃には皇室に関して隙のある

発言をしたら右翼の街宣車が軍歌を大音量で流しながら

当事者の家や会社にやってきたものだった。

 

 

秋篠宮眞子さまの結婚についても、街宣車が女性週刊誌の

編集部があるビルを十重二十重に取り囲んでもおかしく

なかったのだが、たぶんそういうことはなかったのだろう。

 

 

街宣車に乗っていた民族派右翼はどこでどうしているのだろうか? 

 

 

街宣車を動員するには、誰かがお金を出さなければならない。

昔は自民党がいろいろ経由して出していたのだろう。

今やそのお金はネット工作のために使われている。

もし政権交代が実現して内閣官房費がストップしたら、

ツイッターやヤフコメのネトウヨたちはどうなるのだろうか。

 

 

むしろ極右は、自分の道具にならずリベラルな意思を持った

皇族をバッシングしている。

このねじれについて政治学者の解説を読んでみたい。

 

 

 

 

極右といえば、フランスの大統領選にエリック・ゼムール

という男が出るとか出ないとかいう話になっているらしい。

ルペンがマイルド化したので、別の受け皿が出てきたわけだ。

 

 

つまり、フランス国民には極右を支持する人が少なくない。

自由とか平等とか偉そうなことを言っても、しょせんは

キリスト教の白人の中の話であって、それ以外は差別される

社会である、ということだ。

なのにフランスはオシャレな国というイメージが先行している。

宣伝がうまいのだな。

 

 

そして米国や英国のような二大政党制の国では、極右は

保守政党に内包されていて、トランプ政権のような悲劇を

生むのだろう。極右を分離できていればダメージも少なかった

はずだ。

 

 

翻って日本はどうかといえば、基本的に自民党一党独裁なので、

自民党内の清和会が極右だった。

小泉純一郎から菅義偉まで、ずっと清和会が日本を破壊してきた。

宏池会岸田文雄になって看板をすげ替えたようだが、党内は

いまだに清和会が牛耳っている。

 

 

理想を言えば、宏池会立憲民主党が一緒になって、清和会は

日本維新の会と一緒になるのが一番いい。

が、自民党という看板をなくすのは惜しいので、極右とリベラルが

一緒になったまま政党運営をしていくのだろう。

以前にも書いたが、財務省は21世紀になっても瀉血を信じている

医者のようなものである。

輸血が必要な患者に瀉血を強行しているのだ。

本人は医学的に正しいことをしていると信じているから、科学的に

間違っているのだと言っても耳に入らない。

私達は瀉血という迷信を打ち破らなければならない。

長い間ブログを放置していると、何を書いていいか分からなくなる。

ログなんだから日々の記録でいいはずで、変に色気を出して人に受け

るようなものを書こうとするから、どうしようもなくなるのだ。

 

 

ただ、このブログは読者が数人もいないので、何を書いても炎上する

ことはない。なので愚痴とか苛立ちを垂れ流してもいいのだ。

 

 

たとえば、山口4区や福岡8区の有権者はバカばかりではないか、とか。

 

 

 

 

そうだ、放置している間に読んだ本の感想を書き留めておかなかった

のは後悔している。

どこかでまとめて記録しておきたい。

 

*[映画]ガールズ&パンツァー最終章 第3話 4DX

平日の午後7時15分からの回で観客は8人ぐらい。
2500円の特別料金なので、ガルパンおじさんでないと
見に来ないだろう。


4DX版はいつもアトラクションのように楽しんでいる。
今回も満足できた。もっと激しく揺れてもよかった
ぐらいだ。


第4話はいつになるか分からないが気長に待とう。
それまで生きていられますように。

*[映画]プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章

夜9時20分からの回で観客は10人足らず。
特典の色紙はプリンセスでした。


55分という尺なので、ダレ場は一切なく盛り上がって
終わった。
次回は王室の次男坊と内務卿が戦う話になるのだろうか。
ますますややこしいことになるので、人物相関図で人間
関係を把握しておかなければ。