安倍政権の情報操作を見ていると、一方では頑固な老人の開き直りが

あり、もう一方には学生の広告サークル的な軽薄さがある。

この2つがからまったのが「桜を見る会」の不祥事だろう。

 

問題を指摘されたら、公文書を廃棄して情報を隠蔽し、時間稼ぎを

して風化するのを待つ。この繰り返しで乗り切ってきた。

このあたりは自民党のお爺さんたちの傲慢さがよく出ている。

 

桜を見る会」で芸能人を多く呼んだのは、おそらく経産省あたり

から内閣府に出向してきた官僚の入れ知恵だろう。

こうすれば世間は騙せますよ、という広告屋の軽薄さである。

もう少し深謀遠慮というものがあればいいと思うが、だいたい

詰めが甘い。

 

 

経産省が主導してきたことで成功した事例って、どのくらあるの

だろうか? ほぼ失敗していると言っていいのではないか。

こうして国富を浪費していることに、財務省が黙っているのが

不思議でならない。

 

*[映画]Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆

火曜日のレイトショーで観客は7人。特典はもらえなかったので、土日に配り切った
のだろう。残念だ。


アニメ1期の前日譚とのことだが、ガチ勢ではないのでちょっとよく分からない
ところもあった。
それでも面白い作品だったと思う。氷や炎の表現も美しかった。
ちょっとだけ「アナと雪の女王」とかぶっているような気もしたが。


基本的にはエミリアとパックの二人芝居で、これほど濃密な関係は他のキャラクターが
入り込めないだろうと感じる。なのでスバルくんは今後どうなるのだろう、と2期が
心配になった。


「このすば 紅伝説」に続いて本作でも高橋李依が圧倒的な演技で活躍しており、
いまや乗りに乗っているという印象だ。
個人的には「女子高生の無駄使い」のマジメも良かった。

安倍首相主催の「桜を見る会」は政治資金規正法違反の疑いが

濃厚なのだが、政府は問題ないと突っぱねるようだ。

モリカケ問題と同様に、知らぬ存ぜぬ指摘は当たらない回答は

控えさせていただく、で乗り切るつもりなのだろうか。

これを許してしまったら、もう何でもありになってしまうよ。

 

 

国会中継安倍総理の態度を見ていると、行政府の長が国民の

代表に対するものではない。

特に野党に対してのヤジはひどいもので、とにかく「お前ら

サヨクどもの言うことは絶対に聞かないぞ」という強い意思を

感じる。

 

この、サヨクどものイチャモンを嫌々ながら聞いてやろう、と

いう態度はどこから来ているのだろうか。ものごころついたとき

からそういうサヨク嫌いの環境にいたからか。

 

個人としての信条は自由なのでかまわないのだが、いやしくも

内閣総理大臣なのだから、野党に対して少しは敬意をもって

接するべきなのでは、と思う。

 

まあ、任期が来て辞めるまでの辛抱だが、その任期を延長しようと

する動きは潰さなければならない。

 

歌舞伎の舞台に黒衣が出てくる。

あれは“いるけどいないことになっている人”である。

日本では「黒衣役に徹する」みたいな慣用句になるぐらい

当たり前だが、外国の演劇でああいう存在の役(?)はある

のだろうか? 

BS-TBSで放送されたドキュメントJ「祈りの夏・聖地の声~京アニ

伝えたい感謝の言葉」を見た。

丁寧にファンの声を拾って、アニメのロケ地を取材したいい番組だった。

私も来年あたり、ロケ地めぐりをしたいものだ。