Amazonで複数ラノベ作品が販売停止、というニュースを見た。

ナボコフの「ロリータ」も初版は米国で出版できなかったから、

ペドフィリアとかロリコンにはアレルギー的な反応があるのだろう。

実際に誘拐される子供がたくさんいるし、分からないでもない。

 

しかし、これはAmazonの検閲行為になりはしないだろうか。

プラットフォーマーがダメと言ったら流通できないのだが、

ウチは民間企業なので嫌ならよそで売ってください、という言い分が

通るのだろうか。

 

実際にAmazonと同じぐらいの規模の流通業者があればいいのだが、

それが存在せず、参入障壁も高いと認められたら、一方的な販売

停止は検閲に当たると判断されるのではなかろうか。

 

 

しかしこれは日本にとってチャンスでもある。

米国にできないことが日本ではできる、というアドバンテージは

いつか役立つ。

いくらフェミニストが気持ち悪いと反対しようが、表現の自由

守るべきだと思う。