- 作者: 筒井清忠
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2018/01/19
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煽られてきたかを詳述している。
わりと最近まで日本人は暴れまくっていたのだなぁ、と思う。
今のデモは基本的にお行儀の良い平和なもので、それはそれで好ましいのだが、
実際に政府をビビらせるには死者が出るぐらい暴れないといけないのでは
なかろうか。
第二次近衛内閣で大政翼賛会ができたときに、著者は
この「新党結成」のような手段が理念・目的のように語られるのが、
繰り返される日本的ポピュリズムの特質とも言えよう。(p 276)
と述べている。これは現在でもよく当てはまることだ。
結局、普通選挙が実施されている状態でポピュリストが選出されるという
ことは、彼らを選ぶ人がたくさんいるからで、どの時代も大衆は騙され
やすいということなのだろう。
現代のポピュリズムについては
ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書)
- 作者: 水島治郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/12/19
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