響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ

去年の9月30日に全国公開されたが、松山に来たのは今月13日。
今日はサービスデーなので昼間の回で見た。観客は6人ぐらい。


最初にフォトセッションなるものがあって、スクリーンを携帯や
スマホで撮影する時間があった。これはどういう戦略なのだろうか。


映画の内容は、テレビシリーズ2期の後半を再編集したものだ。
再編集といっても新しく撮影した部分も多く、黄前久美子田中あすか
関係を描いた名作として生まれ変わっていた。


そのぶん、カットされた傘木希美と鎧塚みぞれの物語は「リズと青い鳥」で
存分に語られるのだろう。
予告編では、従来の絵と変わっていたが、全編ああいうタッチなのだろうか。
ちょっと不安。


映画館で鑑賞するので、吹奏楽の音に迫力があり、テレビでは尺の関係で
できなかった課題曲のフル演奏が冒頭で聴けてうれしかった。


ただ、関西大会の「三日月の舞」で麗奈がソロを吹く前にパッと息をする
のがテレビシリーズでは聞こえたが、映画では自由曲全体がカットされていた。
全国大会では自由曲がフル演奏されたけれど、ソロの前の息はなかった。
あれが聴きたかったのに残念だ。


原作の小説は、おそらく久美子が3年生になって全国大会に行くまで
描かれるだろうから、京アニは最後までアニメにしてほしい。