……なんか応援のコメントをいただいたので、ありがたいようなプレッシャーな
ような、そんな感じです。
書けるネタがある日は書こう、というペースでやっていきたいと思います。
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で、今日はEテレで「ニッポン戦後サブカルチャー史2」が始まったので、それを
見た感想を書こうと思う。
前回は全編、宮沢章夫が講師をして、戦後のサブカルチャーを大づかみに把握しよう
という試みだったが、今回は専門の講師を招いて、より深く探ろう、という番組に
なるようだ。
第1回のお題は「女子高生」ということで、彼女たちがどういう存在だったのかを
主に活躍した1980年代から90年代を中心に見ていった。
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私が印象に残っているのは、ポケベルやプリクラである。
それらの商品は、開発した大人が想定しないような使い方をして広まった。
企業は女子高生たちの意見を取り入れようと、マーケティングをしていた。
が、このところ、ポケベルやプリクラのようなヒットは生まれていない。
おそらく、ポケベルやプリクラは、コミュニケーションツールとして使用
されたところが新しかったのだろう。
つまり、誰かとつながりたいという欲望は、たぶんずっと昔からあって、
雑誌の文通とかで細々と行われていた。
そこに新しいツールが開発され、たまたま女子高生が手にしたから、
誰かとつながるための道具として発達した、ということではなかろうか。
そして、それ以降、女子高生側から思いがけない使い方をしたものが出て
こないのは、すでにスマホという必要十分なツールを手にしているからだ
と思う。
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2015年には、女子高生はJKという記号になって消費されている。
しかし、彼女たちを性的に見る視線は、むしろ二次元キャラやアイドルの
方に拡散してしまったのではなかろうか。
現実の女子高生は、実はそれほどいいものではなく、別の幻想を楽しもうと
思っているような気がする。
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番組に「東京女子高制服図鑑」を出した森伸之がインタビューに応じていて、
あ、この人はまだこういう仕事をしているのか、と驚いた。
一歩間違えたら完全な変態になるところを、うまく昇華した珍しい人である。