今日は武道館で花澤香菜のライブがあったそうで、こないだポール・マッカートニーが
舞台に立ったかと思うと、その懐の深さに驚く。
ライブのセットリストは、たぶんニューアルバム「Blue Avenue」を中心にしたもの
だったはずで、私もこのCDを愛聴している。
- アーティスト: 花澤香菜
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2015/04/22
- メディア: CD
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いる(「We Are So in Love」)。あれはどういう思惑で放り込んだのだろうか。
これは私だけの感覚かもしれないが、「Blue Avenue」の花澤香菜のボーカルは、やや
キーが高い楽曲になっているような気がする。
違和感があるとかそういうことではなく、今回は意図的に高音にチャレンジしたのかな、
という印象だ。
一番おもしろかったのは、「タップダンスの音が聴こえてきたら」で、まんまビリー・
ジョエルの「The Longest Time」ではないか。
ドゥーワップに挑戦していて、女性なのでベース音はピアノになっているけれど、
楽しげないい曲だった。
もしかしたら彼女の声はコーラスが一番きれいに聴こえる声質なのかもしれない。
声優という先入観を抜いて、上質のポップミュージックとして聴いてほしい名盤だと
思います。
それに、たぶん普通のアルバムよりお金をかけている。確実に売れると踏んだから
だろうけど、贅沢な作品である。