Boaz2015-03-07

ツイッターやブログで、ときどき「こんなものを食べた」とか「今日の
夕食」みたいに、食べ物の写真を載せている人がいる。


私はそれを見て、ほう、と思うだけで、特に腹が立ったりするわけでは
ない。著名人とかアイドルの食べ物写真なら、ちょっと興味がわく。


ただ、こういうのをやり過ぎると、フードポルノと呼ばれることもある。
そう言いたい気持ちは分からないでもないが、私は基本的に食べ物の
写真ばかりアップしているブログを読まないから、どうでもいい。



もっと頭をぐるぐるさせると、いったい誰に向けて食べ物の写真を見せて
いるのだろうか、という方向に進む。
食べ物に限らず、誰に向けて書いているのか、となる。


不特定多数の人に向けて、特に考えずに書いているのだが、という人が
ほとんどだろうか。
それとも、読む層を想定して書いているのか。


商業誌ならば、想定される読者というのがある。
ライターは依頼を受けて、あるターゲットに向けて文章を書くだろう。
この範囲内では、書き手と読み手の齟齬は生じにくいはずだ。


ツイッターやブログも、たぶん大まかなカタマリがあって、書き手と
読み手がいくつものコロニーを形成しているのではなかろうか。
ただし、想定外のお客さんがやってくることがあるので、ときどき
炎上が起きるような気がする。



では、私は誰に向けて書いているかというと、特に想定してない。


敢えて言うなら、アニメ好きのオッサンだろうか。
いや、ブログは web 上の log のことだから、自分の記録を残して
いるだけなのだろう。


つまり、アニメ好きのオッサンというのは私のことだったのだ。
なんだ、馬鹿らしい。