新聞広告に大前研一の本が載っていた。
私はこの人の著書を1冊も読んだことがないが、ずっと何かの本が
出せるということは、そこそこ売れているのだろう。
Wikipedia を見ると、橋下徹のパトロン的な立場らしい。
ということは、彼の読者層は脱サラした、あるいは脱サラしたい
小規模事業の経営者が多いのだろう。
悪く言えば、小金を貯めて、自分にはそんな能力はないのに、
天下国家を論じるのが大好きなオッサンたちである。
おそらく彼の著書を詳細に調べれば、数々の矛盾が見つかるだろう。
トンデモ本の一種かもしれない。
何度か選挙に出たようだが、支持層が限定されていたのか、いずれも
落選している。
世の中には、インチキ臭い人を警戒する人がいて、その良識が社会を
支えているのだろう。
それにしても、何で食っているのかよく分からない不思議な人である。