Boaz2014-04-14

読売新聞が「日本2020 人口減社会」という特集を組んでいる。
人口が減ったら大変だ、ということを、手を替え品を替え主張して
いる。


ここで欧州の主要国の人口をググってみる。
ドイツ  8189万人(2012年)
英国   6323万人(2012年)
フランス 6570万人(2012年)
イタリア 6092万人(2012年)
スペイン 4727万人(2012年)


当たり前だが日本より少ない。
では、これらの国は日本より極端に生産性が低く、国際的な地位が低い
だろうか。
(むしろ移民を認めて苦労している場合が多いと思う)


ついでに言うと、昔は良かった派が大好きな日露戦争のころ、日本の
人口は4000万人ぐらいだった。
人口が少ないと、優れた人材がいないと言えるだろうか。



つまり読売新聞が言いたいのは、日本語で命令できて、低賃金で使い
捨てられる労働力が減るのが困る、ということだ。


このさい日本語は目をつむって、安い奴隷を外国から輸入したいから、
法律を変えようぜ、という主張をしているわけだ。


カジノを作ろうとしたり、外国人の移民を認めさせようとしたり、
日本の治安を悪くすることばかり考えているが、そういう奴らは
売国奴と呼ぶべきなのではないだろうか。


読売新聞は、金儲けさえできればあとはどうなってもいいという
財界の手先である。
人間に例えたら、ベルルスコーニのようなオヤジだ。



そういえば、あらゆるものを萌えキャラにする人たちも、新聞は
やらない。読売たんとか朝日ちゃんのような美少女キャラが描かれた
ことがあるのだろうか? 


軍艦や食べ物を萌えキャラ化するのは、そこに愛情があるからだろう。
ということは、新聞は少なくともオタクには愛されていないということ
になる。


新聞社にとっては、オタクに愛されなくても痛くも痒くもないだろうが、
オタクは炭鉱のカナリアである。
誰にも読まれなくなる日はそう遠くないだろう。