三鷹台のストーカー女子高生殺人事件は、運が悪いとしか言いようが
ない。さすがに警察も、犯人が自宅に忍び込んでクローゼットの中に
いたとは想定していなかっただろう。
警視庁のサイト(◎)によると、被害者の85%が女性、加害者の83%が
男性だそうだ。
年齢別では、被害者は20代が4割、30代が3割と全体のほとんどを占めて
いる。加害者は30代が3割、20代と40代がそれぞれ2割だった。
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ここからは全く根拠のない私の妄言である。
女に振られる男はたくさんいるのに、どうしてストーカーになる男と
そうならない男に分かれるのだろうか?
それは女性への執着の度合いによるのではないか、と仮定してみる。
振られてもストーカー化しないのは、自分がある程度納得している
ことと、次への希望があるからだろう。
たとえ非モテでも、二次元やアイドルに希望を託せば、ソウルジェム
が真っ黒に濁ることはない。
逆に、自分に全く非がないと思い込み、もうその女性しかいない、と
なってしまえば、ストーカーになってしまうのではなかろうか。
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具体的な例を想像すると、童貞をこじらせた男が、たまたま優しく
されたのを勘違いしてのめり込むパターンである。
私が知りたいのは、ストーカー化した男の何%ぐらいが、相手の女と
性的な関係にあったか、である。
もし何もしていないのにストーカーになったのであれば、それはもう
ナチュラルボーン・ストーカーとでも言うしかない。
中学生が好きな女の子の家の前をうろうろするタイプの、ある意味、
純粋な奴である。
そうではなく、何らかの性的接触があったとしたら、それが強力な
フックになっていると思う。
男はそれだけを頼りにしがみついて離れないだろう。
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しつこく性的関係を迫る男に対して、じゃあしょうがないから一発
やらせておとなしくしてもらおうか、と女性が身体を許すとしよう。
女性からすれば、目的は達成されたのだから、もうこれでエスカレート
することはないと思いがちだが、それは正反対の結果しか生まない。
童貞をこじらせた男からすれば、なんであのときはオッケーで今は
ダメなんだ! ビッチか、ビッチなのか? と悪循環が始まる。
なので、女性は簡単にセックスさせないのが一番いいストーカー防止
になるだろう。
あとはテクニックとして、相手をストーカーにしない別れ方という
ものがあるだろうから、ananあたりが特集を組んだらいいのでは
ないか。
男も、女性に変な幻想を持たない方がいいけれど、これだけメディア
が発達していると、それは無理なような気がする。