2013-03-17 ■ 常盤新平が死んでから、しばらく週刊文春で連載している小林信彦の コラムに注目していた。 小林信彦は若い時に勤めていた出版社を、常盤新平によって追い出さ れており、恨み骨髄に徹しているはずだ。 何か書くかな、と思っていたが、一切そういうことは出て来なかった。 個人的な恨みを書くのは野暮である、という下町の人の矜持だろうか。 それとも小説でほのめかすのだろうか。