Boaz2012-05-28

クラシック評論家の吉田秀和が亡くなったそうだ。
98歳だからずいぶんと長生きしたものだ。


私はクラシックに疎いので、本業の方はよく分からないのだが、
朝日新聞に連載していたコラムはよく読んでいた。


その中で印象に残ったのは、大相撲が八百長疑惑で揺れていた
ときに、子供の頃のお相撲さんとの思い出を綴った文章だった。
あのバカバカしいバッシングに対して、実に柔らかく、しかし鋭い
批判をしていた。この人は本物だと思った。




全く関係ないが、今日はじめてペヤングの激辛焼きそばを食べた。
松山には滅多に売っていないので、見つけたときに慌てて買って
おいたのだ。


ちょっとおかしいんじゃないの? というくらい辛かった。
よそのメーカーも、うちだってこのくらいの辛さはすぐに作れま
すよ、と言うだろう。
ペヤングのすごさは、それを本当にラインに乗せてしまうことだ。


超大盛りカップ焼きそばもそうだが、こういう冗談みたいな製品
を市場に出せる、ペヤングの風通しの良い社風を素晴らしく思う。




たぶん、吉田秀和カップ焼きそばを一度も食べないまま亡くなっ
たと思う。もし間違っていたら、ごめんなさい。合掌。