神様の女房

NHKドラマ「神様の女房」を見た。
かつて連ドラの女王と呼ばれた常盤貴子が、松下幸之助の妻役を演じて
おり、全編関西弁だった。


私は標準語で演技する常盤貴子よりも、関西弁の常盤貴子の方が好きで
ある。
シュッとした役よりも「みにくいアヒルの子」で演じたような、明るい
役が好きである。


なので、明るくしっかりした女房の演技を楽しめた。
実際は、もっと太った人だったろうと思うが、それはそれとして。


ちなみに Wikipedia で知ったのだが、松下幸之助は晩年、日本の山を
削って四国ほどの大きさの島を作る構想を持っていたらしい。
同じようなスケールで、正力松太郎も晩年、富士山より高いタワーを
立てる構想を持っていたそうだ。


どちらもエコロジカルではないのは時代のせいだろうが、大金持ちに
なったら何でもできる、と思っていたのだろうか。
豊臣秀吉のように、老人になると計画の規模がゆるくなって、誰にも
止められなくなっていくのかもしれない。


先日亡くなったスティーヴ・ジョブズも、90歳ぐらいまで生きていた
ら、無茶な計画を立てたのかもしれない。


いつか、どこかの大金持ちがとち狂って、軌道エレベーターを作って
くれないかなぁ、と期待している。