Boaz2011-08-08

うちの親は老人なので、機械の使い方がよく分からない。
電話の子機がある。
通常は、外線ボタンを押して、かかってきた電話を受けたり、
こちらから発信したりする。


これは親機で受話器を上げ下ろしするのと同じ機能を担うボタ
ンなのだが、何度説明しても理解できない。
私の親が特別バカなのかもしれないが。


なので、高齢者の需要を狙うならば、子機を親機のようにする
べきである。


つまり、昔風の電話のように、受話器とそれを受ける本体を作
り、外線ボタンはつけない。
発信や着信は、受話器の上げ下ろしを感知するフックで行う。


違うのは、受話器と本体がワイヤーでつながっておらず、無線
であるということと、本体(を模したもの)が充電機能を持っ
ていることである。


そうすると、自由に子機を置けないではないか、と反論されそ
うだが、老人は電話を決まったところに置く習慣があるので、
心配はいらない。


さっきアマゾンで見てみると、ほとんどの子機は単体で、充電
するときは立てて置くタイプだった。
おそらくコストの関係で、充電端子を子機の下部に取り付けた
いからだろう。


どこかのメーカーが、親機と同じように受話器を置くタイプの
子機を老人向けに開発すれば、ヒットするはずだ。
たぶん、アナログ放送が終了したことに当日になって気がつく
のと同じ人数の10%ぐらいの需要が見込めるだろう。