青少年の健全さについて

私はゴキブリが嫌いだけれども、世の中にはゴキブリが大好きな人がいる
かもしれない。
私はその人の権利を認めたいと思う(でも仲良くはなれない)。


もし部屋にゴキブリが出たら、叩き殺すなり殺虫剤を撒くなり、自分の判
断で対応するだろう。
これはどこの家庭でも同じだと思う。


仮に政府が法律でゴキブリを害虫と指定し、国費を使って徹底的に駆除す
ることになったとしたら、どうだろうか? 
そりゃけっこうなことだ、と思う人が大半だろう。


では、何が害虫かをあいまいにしたまま法律が拡大解釈されてしまったら
どうだろうか? 
「虫なんか気持ち悪いから、全部殺してもよくね?」
という人が法律を執行する権限を持ったとしたら。


この世はカワイイものだけあればいいと思っているスイーツ(笑)さんは
別として、それはどうだろうか、と懸念する人が多いと思う。


ゴキブリが不快な昆虫だということは、ほとんどの人が思っていることだ
けれど、ゴキブリさえいなくなれば清潔で快適な暮らしができるわけでも
ない。


ゴキブリを見たくなければ、ゴキブリを絶滅させるよりも、部屋をきれい
に掃除する方がいいと思う。


実在する昆虫については、この程度のことが考えられるのだけれど、実在
しないキャラクターについてはどうなのだろうか。